二層 / 三層チャネル直充填ダウン
二層充填から三層構造へ
小循環から循環制限なしへ
単一糸から多機能複合へ
一、製品紹介|二層・三層チャネルで直充填ダウンのデザイン幅を拡大
二層・三層チャネル式直充填ダウンジャケット生地は、織り工程でダウンを直接充填可能な内部空間を形成。生地構造、充填チャネル、外観模様を一体設計し、豊かな意匠と快適な着心地を実現します。
二層チャネルをベースに、さらに三層構造を開発。生地の表裏で異なる模様を表現できます。例えば表面は横縞、裏面は格子とし、一枚の生地に二種類の表情を持たせ、リバーシブルや表裏差別化デザインの可能性を広げます。
二、技術の特長|表裏異柄から、衣類全体の大柄位置指定まで
三層構造により、従来の二層チャネルより表現の幅が広がり、表裏それぞれの模様を構造上の範囲内で個別に設計可能です。デザインに合わせ、両面模様、チャネル配置、充填後の立体的な仕上がりを調整できます。
また、従来の小循環の制限を解消し、衣類全体の大柄を位置指定して設計可能。前身頃・後身頃・袖のラインを裁片位置に沿って展開し、型紙・裁断と組み合わせることで、連続・対称・呼応した視覚的効果を生み出します。直充填ダウンのデザイン表現を高めます。
織造工程に帯電防止・耐切創・再帰反射などの機能糸を組み込むことで、構造革新と機能付与を同時に実現できます。
三、製品メリット|快適性・防ダウン性・保温性・多様な機能を両立
1.着心地の向上
織り込まれたチャネルにより、従来のキルティングによる生地の局所的な拘束を低減。基布風合い、チャネル寸法、適切な充填量により局所の硬さを改善。生地が身体の動きに自然に追従し、柔らかく伸びやかな着心地になります。
2.防ダウン性能の向上
チャネルは織り工程で形成されるため、充填領域を区切るキルティング針穴を削減。構造面からダウン抜けの経路を抑制します。高密度組織と防ダウン整理を組み合わせることで、性能をさらに高めます。
3.安定した保温構造
一体織造により、従来のキルティングラインが充填層を圧縮する課題を緩和。接合位置とダウン充填分布を最適化することで局所的な弱い部分を減らし、ダウンの膨らみと保温効果を引き出します。
※具体的な防ダウン・保温性能は、対応製品のテスト結果に基づきます。
4.柔軟な機能組み合わせ
帯電防止糸で静電気の蓄積を抑えたり、耐切創糸を特定箇所に配置したり、再帰反射糸で装飾と光反射効果を兼ねた模様を作るなど、一枚の生地に複数機能を付与できます。
四、カスタマイズ対応|両面模様から機能ゾーニングまで、専用仕様を構築
お客様のデザイン・型紙・使用シーンに合わせ、二層または三層構造、表裏模様、チャネル形状、充填領域、衣類全体の大柄位置指定をカスタマイズ可能です。
片面をシンプルに、もう片面に変化を持たせたリバーシブルデザインや、前身頃から袖まで大きなラインを通したインパクトのある表現も実現できます。機能糸は全面配置またはゾーニング設計に対応し、外観・風合い・機能を調整します。
模様構想、構造評価、生地試織から充填サンプル確認まで、織り技術と縫製品デザインを連携させ、直充填ダウンジャケットに着用性能と独自のデザイン性を両立させます。
